番頭です。
タイルの打ち合わせに行った所長が戻り、
お施主様が、
もっとイロイロなタイルをご覧になりたい由。
夕方、見えるよ。
番頭、事務所のタイルはご覧いただけます。
ですが、事務所のタイルは、
イタリヤだとか、アメリカだとかですよ。
売り出し期間が短いんですよ。
おまけに、同じ品番でも、ロットが,違うと
色が違うこともザラです。
所長、大丈夫。
お施主様、国産のモザイクが気に入っているけど、
他のも見たいだけらしいよ。
番頭・・・甘い。断糖宣言しているはずなのに。
それに、センスのいいタイルは
本当に少ないんです。
決め打ちしたにもかかわらず、製造中止とか。
急いで、予約キャンセル分をかき集めてもらったり。
ひどいのは、現地の工場、
やしの木で覆われているような工場が、
台風で、被害がでて、製造不能とか。
流石に、この言い訳のときは、台風で飛んだ工場の
写真が添付されてきました。
勿論番頭も、お施主様と職人さんに転送しました。
おまけに追加しようとすると、航空運賃まで
加算されます。
タイルは出会った時が勝負です。
このお施主さま、勝負にでました。
モザイクタイルは、変更なし。
でも、イタリアンに変更されました。