番頭です。
早速、ガイシ大きい方の注文をいただきました。
ありがとうございます。
番頭つづりも貢献しているようです。
とはいうものの、
このご依頼主さま、改装のご依頼ですので、
以前の小道具さんたちと折り合いを
つけていかなければなりません。
しかし所長、何かとシーダ・バーンの小道具の
売り込みに走ります。
所長の端材分類、小道具たちへの愛情は
なみなみならぬ情熱を感じます。
頭がさがります。
ですが、番頭、傍に居る時は、「他人のふり」、
「聞こえないふり」、もしくは「仕事をしているふり」をしてます。
見かねて、「相槌をする」こともございますが。
所長、崖っぷちまで行かれるのがお好きなようで。
もしくは、土俵ぎわまで、攻め込むとか。
番頭、巻き込まれること、しばしば。
「この真鍮の握りだま、いいですよ。
経年変化で、真鍮の色が落ち着きます。勿論、純正です。」
「この握りだまの写真をみただけで、設計の依頼がありました。」
ご依頼主様、「センセ、わて、真鍮アレルギーでおまス。」
所長、「・・・・・」