<森林生活>シーダ・バーンの番頭ブログです。
私たちが目指しているのは、伝統の知恵と現代的なセンスがミックスされた暮らし。
シーダ・バーン(杉の納屋)を拠点に、自然と寄り添う家づくりを提案しています。

棟梁のふくらはぎ

番頭です。

現場日誌を整理していたら、タケ父、棟梁のふくらはぎの写真がありました。
タケ父、元棟梁です。70代後半でしょうか。
なんでも、タケ棟梁が幼稚園のころ特別弟子にしていただいてからの
子弟関係だそうです。

タケ棟梁とは、10年以上のつきあいになるでしょうか。
所長、知り合ったときより、タケ父ではなく、タケ棟梁に墨付け(スミツケ)、刻みを
お願いしています。
その頃は、タケ父が棟梁だったようです。
タケ棟梁のデビューはCDABARN(シーダ・バーン)型住宅だったと思います。
番頭なんかは、タケ棟梁に「父さんに手伝ってもらったんでしょう。」なんて
意地悪を言ってました。
とにかく、よく働きます。
休みはないようです。
お正月に「えべすさん」に行って、大きな熊手(くまで)を買ってくるのが習わしとか。

現場には、タケ父が育てて、独立した大工さんが「助っ人(すけっと)」として
お手伝いに来てくれまてました。

体が資本です。
廃業された方もいらっしゃるようです。

タケ父、大工さんを育てるのが上手です。
とはいうものの、なかなか、若い人が育たないです。
今のユウ君やケイたんも、なにかと面倒みて、様子を見て
仕事をあたえています。

タケ父、元棟梁のりっぱなふくらはぎをみて、もうちょっと・・・頑張ないと。